コンドミニアムガイド:<br>スカイ・アラモアナ(ウェストタワー)

イーストタワー(ルネッサンス・ホテル&レジデンス)については以下のページをご参照ください。
大注目の新規ホテルコンド「ルネッサンス・レジデンス」販売中!

全てが徒歩圏内!これ以上便利な場所があっただろうか?

ハワイで不動のショッピングモールの頂点といえば、言わずと知れたアラモアナセンター。世界最大級のアウトドアモールです。平日はもちろん、休日ともなれば地元住民も家族でショッピングを楽しむ姿がたくさん見られ、観光客だけでなく、ハワイの人々にも愛されていることがよくわかります。リテールもレストランも、ハイエンドからカジュアルな価格帯まで揃い、まるで一つの街として機能していると言っても過言ではありません。

再開発中のカカアコエリアもファッショナブルで最高に面白いのですが、平日の夜などはエリアをちょっと外れると人気が少なく、まだまだ発展途上という感は否めません。これから完成していく街ですので、現段階では上記のような選択肢の広さという意味では、アラモアナセンターに軍配が上がります。スカイアラモアナはカピオラニ通り沿い、つまりこのアラモアナセンターの目の前に建設されるわけです。それだけでこのプロジェクトのロケーションの良さが分かります。

さらに、カピオラニ通りを挟んで反対側にはホノルルレールトランジットの終着駅がやってきます。日本の感覚で言えばまさに「駅前マンション」となります。物件の裏手には24時間営業のウォルマートがあり、徒歩5分圏内に日本食材も豊富なドン・キホーテがあります。空港でレールに乗れば約20分で自宅前に到着。ハワイの生活が、これまでよりも近づいたように感じるのは私だけでしょうか。

1500坪超!!ホノルルで最大規模の共用施設

スカイ・アラモアナは、西側のレジデンス棟「スカイ・ウェスト」と東側のホテル棟「スカイ・イースト」の2棟からなります。これまでホテルコンドミニアムは多数ありましたが、同じプロジェクト内にホテルとコンドミニアムが別々に建設されるというプロジェクトはハワイにはありませんでした。1階から8階まではレジデンスとホテルが相互利用する形になります。昨今のラグジュアリーコンドはホテル並みの共用施設がありますが、朝食やランチを楽しむレストラン・ラウンジや、プールサイドのバーなど、ホテルならではのサービスを享受できるのはホテルが併設されることのメリットではないでしょうか。

スカイアラモアナの共有施設

1階は「スカイ・ショップ」と呼ばれるレストランやリテールショップの入居が予定されています。スカイ・イーストの1階、カピオラニ通りに面したスペースには大きなレストランが入ることが決定しています。残り4つの商業スペースのテナントは現時点ではまだ不明です。ホテルがあるため、中央にバスも出入りできる大型のエントランスアリアがあります。2・3階はホテルゲスト用のパーキングで、4〜7階がオーナー専用のパーキングエリア。ゲストパーキングはなんと30台分も。更に、シェアライドが10台用意されるので、ハワイで車を持つ予定がない方には便利な移動手段となりそうです。

8階は「スカイ・テラス」と呼ばれる大規模な共用施設になります。スカイ・テラスの広さは1500坪以上あり、ホノルルの共有施設では最大級の広さを誇ります。ホテルが併設されるため、アメニティもホテルと共有する施設もあり、オーナー専用の施設もあります。オーナーエリアとは鍵付きのドアで区切られる予定。

ホテルと共有する設備 オーナー専用の設備
  • スポーツジム(200㎡以上)
  • ヨガルーム
  • プール
  • ラッププール
  • プールサイドカバナ
  • プールバー
  • ジャグジー・ホットタブ
  • サウナ(スチームとドライ)
  • マッサージルーム
  • スパラウンジ
  • 芝生エリア
  • ラウンジスペース
  • ダイニングルーム
    (BBQグリル付き屋外エリアも)
  • シェフズキッチン付きダイニングルーム
  • キッズエリア
  • キッズルーム
  • ドッグラン
  • BBQカバナ
  • 芝生エリア
  • 8階アメニティデッキに注目施設追加!(1月28日画像追加)

    8階のアメニティデッキに注目施設、男女別のスパが追加されました。こちらはただのスパではありません。 ドライサウナ、スチームルーム、トリートメントルーム、大浴場を備えたスパです。まるで日本の温泉のような組み合わせですが、ハワイでこういった施設はほぼありませんので、希少価値のある面白い施設になることは間違いありません。今後レンダリングが公表され次第こちらでもご紹介します。

    残念ながらまだスパのレンダリングは公表されていないのですが、その他のアメニティやエントランス、ロビーの画像を以下にご紹介します。各画像はクリックすると拡大します。

    物件詳細:スカイ・ウェスト

    住所 1388 Kapiolani Blvd., Honolulu, HI 96814
    物件タイプ  コンドミニアム
    築年  2022年竣工予定
    総戸数  390戸(1ベッド:176戸、2ベッド:214戸)
    階数  43階建
    間取り  1・2ベッドルーム
    ペット
    最低賃貸日数  30日
    デベロッパー  JL Avalon Capbridge, LLC
    管理会社  Avalon Commercial, LLC
    アメニティ プール、ラッププール、ジャグジー、バーベキューエリア、芝生スペース、ヨガルーム、サウナ、マッサージルーム、ドッグラン、シアタールーム、プールバー、キッズルーム、キッズプレイエリア、ダイニングキッチン、ジムなど

    フロアプラン

    スカイ・ウェストの間取りは、シンプルに1ベッドと2ベッドのみ。基本的には9階から最上階である43階まですべて同じフロアプランです。アメニティデッキがある8階は例外で、ユニットは806、808、809、810、811のみです。これらの5ユニットには専用の庭あります。

    スカイアラモアナのフロアプレート

    配置図から分かる通り、海に向かって縦に建てられるホテルに対して、レジデンス棟は斜めに建てられます。これによって、ホテルと向かい合ってしまうことを避け、眺望を確保しています。特に、01、03、05、07、09はアラモアナセンター越しに海も見え、逆に02、04、06、08、10、11は山から空港側の開けた眺望を楽しむことが可能です。ホテルとレジデンス間の距離は一番近い箇所でも約30メートルほどありますので、圧迫感はあまりないでしょう。

    ダイヤモンドヘッド方面は、ちょうどCrossover Realty Hawaiiのオフィスがあるアラモアナビルが眺望をブロックします。アラモアナビルは20階建てですが、オフィスビルのため各フロアの天井が高く、さらに屋上に円盤型の元レストランがあるため、スカイ・ウェストからアラモアナビルを超えてワイキキまで見渡すには、32階あたりまで上がる必要があります。

    スカイアラモアナからの眺望

    02に関しては、カピオラニ通りを挟んで反対側に建つ、セントラル・アラモアナというコンドミニアムが南側の眺望を邪魔します。セントラル・アラモアナは2021年9月に完成したばかりの43階建てコンドミニアムで、スカイ・ウェストとほぼ同じ高さです。しかし、この方向に建つ高層ビルはそれだけですので、セントラル・アラモアナの西側からはカカアコの海方面が開けて見えます。02の価格設定は眺望のマイナスを考慮したものとなっており、同じ2ベッドの01よりもかなりリーズナブルに設定されています。考え方によってはお買い得なスタックと言えます。

    シンプルでモダンなインテリア

    スカイアラモアナのインテリア

    インテリアデザインを担当したのは、パークレーン・アラモアナやワン・アラモアナなどラグジュアリーコンドを得意とするフィルポッツ社。クオリティの高さは折り紙付きと言っても良いでしょう。全体として派手さは無く、使い勝手を重視し、シンプルなトーンが特徴です。

    冷蔵庫や食洗器などのキッチン家電はBosch製。Boschの中でも、他の同価格帯プロジェクトよりも上級ラインが選ばれています。キッチンに彩りを加える水栓金具は、世界中の高級ホテルで使われているHansgroheを採用。カウンタートップはサイルストーン社のクォーツカウンタートップです。プロジェクト全体として価格を上げないよう努力をしつつも、こういったところではしっかり高品質のものを使っているのは嬉しいですね。

    空調は、信頼の三菱電機製エアコンが各部屋に設置されています。キッチンとバスルームの床材はタイルで、リビング、ベッドルームはカーペット。フローリングへのアップグレードオプションもありました。

    トイレはTOTO製ですが、残念ながらウォシュレットは付いていません。ただし、マスターバスルームにはウォシュレット用のコンセントを設置可能となっています。バスタブが日本人好みの深いタイプではないのは残念。

    リーズナブルな価格設定のワケ

    リーズナブルな価格設定は、スカイ・アラモアナの特徴と言えます。もちろん、至極便利な場所とは言え、ハワイはやはり「海からの近さ」と「ダイヤモンドヘッドがどれだけ見えるか」が資産性に影響しますので、オーシャンフロントの物件とはそもそも価格設定が違います。

    新築プロジェクトでいうと、ここ最近はワードビレッジをはじめとしたオーシャンフロントの高級物件が目立ち、低い価格帯の物件は多くありませんでした。数百万ドルという物件が居並ぶ中、スカイ・アラモアナの売り出し価格帯は、60万ドル台から。最上階でも130万ドル台。現実的かつ、地元のニーズをしっかり意識した価格帯になっているのではないでしょうか。

    スカイアラモアナのダイニングルーム

    開発会社によれば、この価格を実現するために様々な工夫がなされたようです。例えば、フロアプランは9階から最上階まで全て同じプラン。これはペントハウスフロアを作ると、それだけで建築コストが上がってしまうという理由なのです。さらに、ウェストタワーには84戸のアフォーダブル住戸があります。アフォーダブル住戸とは、購入者び世帯収入に上限・下限があり、さらに最初に購入する不動産でなくてはならず、また決められた期間は再販もできないという、ハワイ居住者向けのユニットです。つまり、新築物件が高くなりすぎてしまい、不動産を所有できなくなってしまう地元居住者を保護するための物件で、日本のURと似ています。

    ホノルル市は、新規開発をする際にはアフォーダブル住戸も一緒に建設することを義務付けています。しかし、多くの高級物件はアフォーダブル住戸を作らない代わりに、免除料を政府に支払っているわけです。しかし考えてみれば、それは結果的にはユニット価格に跳ね返っているということです。スカイ・アラモアナに関してはしっかりとこのアフォーダブル住戸を作ることで、余計なコストを削減しているのです。

    また、長く物件を所有していくにあたって、実は多くの高級物件がオーバークオリティになっているということも指摘しておきたいです。ハワイのコンドミニアムには多くの備え付け家具があります。例えば、キッチン戸棚、バスルームの洗面まわり、高級になればなるほどこれらの備え付け家具は完全オリジナルで、工芸品に近いものと言っていいでしょう。内装のクオリティの決め手となる部分でもありますが、諸刃の剣でもあります。これらの品は一部でも破損したら、簡単には修理・交換ができないのです。

    天井埋め込みのエアコンもそうです。見た目はすっきりしますが、故障時や清掃時はメンテナンスの手間がかかります。スカイ・ウェストでは、長く所有することを前提に、いかに管理維持コストを上げないかを徹底して考えてインテリアを決めたようです。派手さはありませんが、維持管理がしやすく、故障してもすぐに直せるものが選ばれています。

    30日レンタルで運用の選択肢が増える

    もう一つ重要なこととして、スカイ・ウェストは30日からレンタルが可能です。アラモアナセンター西側を走るピイコイ通りを境に、カカアコ南地区は6ヶ月未満での賃貸は禁止です。ワードビレッジはすっぽりとそのエリアに入るため、お住まいにならない場合は、別荘使いか長期で賃貸に出す他ありません。

    一方、スカイ・アラモアナが位置するエリアは1ヶ月以上での賃貸が可能のため、ご自身が使うときは別荘として、それ以外はマンスリーレンタルとして貸し出すことができるのです。実際は年に数回しかハワイに行かないオーナーさんも多いので、こういった運用ができるのはとても嬉しいですよね。

    今後の再販に向けて・・・おすすめユニット

    スカイ・アラモアナは、利便性重視のロケーションなので100点の眺望を得られる物件ではありません。その中でも、やはり「海が見たい!」となるとレジデンス01、03、05、07がおすすめです。03、05、07の3ユニットはいずれも1ベッドルームで、海に近い03が最も単価が高い設定です。

    コストパフォーマンスを考えると、やはり山側になります。山側といっても、すぐ裏のウォルマートが低層のため、眺望をブロックするものはありません。山側は、海側のユニットの方が隣地に近くなるためか、単価が低く設定されています。例えば、1ベッドは海寄りのレジデンス4の方が、山側のレジデンス10よりも単価が低くなっているのです。そういう意味ではレジデンス4はお勧めかもしれません。

    ウェストタワー販売中!

    残念ながら、イーストタワーは2021年11月に好評のうちに完売しました。ただ、肩を落とすのはまだ早いかも。当初完全にホテルとして予定されていたウェストタワーですが、現在上層階がホテルコンドとして販売されています。2022年2月現在、既に在庫が少なくなっているとの情報が入っていますので、ご興味のある方はお早めにお問い合わせください。詳細は以下の記事からもご確認いただけます。


    大注目の新規ホテルコンド「ルネッサンス・レジデンス」販売中!