ハワイ不動産を購入する日本人は変わらず増えています。ニーズは多様ですが、大きくは次の3つに分類されるのではないでしょうか?別荘、投資、そして節税。2020年度の税制大綱へ、これまで人気が高かった海外不動産をつかっての節税スキームを封じ込める案が盛り込まれたことを受けて、最後の節税ニーズは限られてくるものの、それでもハワイの不動産は人気なのです。
ハワイ不動産を購入している外国人とは?
ハワイの大手エスクロー会社が発表している統計の最新版が発表されました。そのレポートには「どこの国籍の人が」「どのくらいの件数を」「いくらで取引したのか」の統計が記載されています。
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2019年1月から12月において、ハワイ不動産を購入した外国人(米国人以外)のランキングです。
順位 | 国名または地域 | 件数 | 総額 |
1 | 日本 | 340 | $364.4M |
2 | カナダ | 114 | $118.9M |
3 | 韓国 | 30 | $35.4M |
4 | 香港 | 9 | $11.2M |
5 | 台湾 | 8 | $5.6M |
6 | 中国 | 7 | $5.1M |
7 | ニュージーランド | 7 | $3.1M |
8 | シンガポール | 5 | $8.6M |
9 | グアム | 3 | $1.1M |
10 | オーストラリア | 2 |
$7.6M |
日本は2014年に1位になって以降、6年連続で1位となりました。
2013年:日本 第2位 249件-1億8900万ドル
2014年:日本 第1位 291件-2億7800万ドル
2015年:日本 第1位 308件-2億3300万ドル
2016年:日本 第1位 581件-7億5300万ドル
2017年:日本 第1位 438件-5億7870万ドル
2018年:日本 第1位 610件-7億7410万ドル
2019年:日本 第1位 340件-3億6440万ドル
ただ、件数及び金額の推移をみると、2018年をピークに2019年は減少傾向となりました。
バケーションレンタル規制が始まったり、固定資産税率が上がったりと、日本人バイヤーにとってはネガティブなニュースが多かった2019年ですが、やはり購入マインドは以前と比較して低下傾向なのでしょうか。
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