カピオラニ再開発の第一弾!
ワードビレッジやパークレーンなどの超がつくラグジュアリー路線が続く中、注目されているのがカピオラニ通り沿いの再開発です。アラモアナセンターのちょうど裏手を走るカピオラニ通り沿いで、いくつものプロジェクトが始動しつつあります。ホノルル・レール・トランジット計画のアラモアナセンター駅が来ることもあり、カカアコに続けとばかりに様々な動きが。その第一弾として販売開始となったのがこちら。アズール・アラモアナです。
住所: | 641 Keeaumoku Street, Honolulu, HI 96814 |
タイプ: | コンドミニアム |
築年: | 2021年竣工予定 |
総戸数: | 330戸(スタジオ: 1戸、1bed: 124戸、2bed: 195戸、3bed: 10戸)| 78戸の賃貸ユニット |
階数: | 41階建 |
間取り: | スタジオ、1ベッド、2ベッド、3ベッド |
ペット: | 可 |
最低賃貸日数: | 30日 |
デベロッパー: | Azure Ala Moana LLC |
管理会社: | Hawaiian Properties, Ltd. |
アメニティー: | プール、バーベキューエリア、芝生スペース、パピーパーク、ムービーシアター、ゲストスイート、ストレージ、サーフボード/自転車ロッカー、ジムなど |
ウォルマートの向かいという利便性
このエリアは当然ながら海からは離れています。しかしそれを補って有り余る利便性が、このエリアの一番の特徴と言えそうです。アズール・アラモアナのロケーションは、正確にはカピオラニ通りではなくて、それに交差するケアモク通り沿いになります。向かいにはウォルマートがあると言うとわかりやすいでしょうか。
ウォルマートをはじめ、徒歩圏内にはターゲット、ドラッグストアのウォルグリーン、ドンキホーテなど。ありとあらゆるお店が徒歩圏内なのです。 さらに、シェア自転車のBIKIのステーションも周辺に豊富にあります。
販売の状況は?
販売を開始した2018年9月には、一気に60%が成約に至り話題を呼びました。全体の約50%は販売開始から1カ月間は現地住人のみ購入資格があったため、日本人投資家には選択の幅が狭くなっておりましたが、制限期間を過ぎた今、幅広いセレクションがあります。
販売状況はこちらからご確認いただけます。
価格帯としては1ベッドが70万ドル台前半からあり、3ベッドの上層階で200万ドル台前半で選ぶことができます(2019年1月24日現在)。具体的なユニットごとの価格についてはお問い合わせください。
フロアプラン
アズール・アラモアナは、スタジオから3ベッドルーム合わせて全部で19の間取りがあります。スタジオは12階に1ユニットあったのみで、こちらはすでに契約されているので、2019年1月現在で選べるのは1ベッドルームから3ベッドルームとなります。
1階はリテールテナントや自転車・サーフボード置き場、そしてエントランス。プールなどのアメニティ施設は9階になります。
1F
12F
13F-33F
9階にもレジデンスが3ユニットありますが、本格的にレジデンスフロアとなるのは12階からです。13階以降と違うのは、01と03ユニット。12階は03ユニットがスタジオで、13階以降は2ベッドルームとなっています。また、12階の01は3ベッドルームなのに対し、13階以降は2ベッドとなっています。
アメニティフロアの9階にある3ユニットを除いては、全てのユニットにラナイがついています。
海方向に向かって縦に作られるレイアウトであるため、エレベーターから続く真ん中の廊下で東側(ダイアモンドヘッド側)と西側(エヴァ側)に分けれられます。フロア中央には、05-08のワンベッドがあり、海側、山側にはそれぞれ2ベッドルームが配されて、1フロア11ユニットというのが代表的なレイアウトとなります。
ちなみに、2018年1月24日現在の在庫で価格がもっともリーズナブルなユニットは2207。その間取りがこちらです。
1フロアに4つある1ベッドルームですが、面積に若干の違いこそあれ、いずれも似たレイアウトです。ラナイやバスタブもあり、使いやすそうなスタンダードレイアウトです。
平均スクエアフィート単価が一番リーズナブルなのが、03, 09, 10の2ベッドルームで、約$1,000/Sqftとなっています。
34F-40F
34階から40階は若干フロアプランが変わります。一番海側の01ユニットが2ベッドから3ベッドになり、03ユニットが2ベッドから1ベッドルームへ変更されています。
41F
そして最上階の41階はペントハウスフロアとなっており、これまでとはガラッと変わって、2ベッドルームが5ユニット、そして3ベッドルームが3ユニットと贅沢な作りとなっています。
このペントハウスフロアの3ベッドは全て完売となっておりますが、2ベッドは残っていて価格はそれぞれ$1M強となっています。かなりリーズナブルなのではないでしょうか。
バランスの取れたインテリア
インテリアデザインを担当したのは、ホスピタリティデザインでは著名なHBA(Hirsch Bedner Associates)。世界各国で、ホテル、SPAやカジノ、高級レジデンスのインテリアデザインを手がけています。日本では、フォーシーズンズ京都やシャングリラホテル東京も彼らの作品です。
ユニット内も、コストパフォーマンスに優れた作りとなってるようです。リビングとベッドルームはハイエンドのカーペット仕様。リビングがカーペットなのは意見が分かれそうではあります。窓は天井までの高さがあり、ラナイへも大きなスライディングドアで開放感をたっぷりと味わえる設計になっています。各部屋のACは三菱製が取り付けられていたり、LEDライトを積極的に使用したりと、電気代にも優しい設計が心がけられているようです。
また、備え付けられる家電類はキッチンがBosch、洗濯乾燥機がElectrolux製のものが用意されています。
近年の流れの基本を押さえたアメニティデッキ
至極便利なロケーションとはいえ、毎日毎日出歩くわけではないので、しっかりと施設内の共有施設でも楽しめるのはとても嬉しいことです。特に近年の高級コンドミニアムはどこも共有施設が充実しており、ホテル以上にリラックスできる空間が造られていると言っても過言ではありません。
プールはもちろん、家族や友人でワイワイ楽しめるバーベキュースペース、インドアのキッチン付きクラブラウンジフィットネスセンター、シアタールームなどはしっかりとあります。さらに嬉しいのは、ゲストスートが4ユニットあり、サーフボード&自転車用のスペースが1Fに設けられる予定です。もちろんペットフレンドリーです。
比較物件
シンフォニー・ホノルル、ザ・コレクション、ワン・アラモアナ、アアリイなど
おすすめユニット
フロアプランをご覧いただいたように、大きく分けてダイヤモンドヘッド側、エヴァ側、そして低層階と高層階にカテゴリーを分けられると思います。価格設定からすると、一番山側の2ベッドと正面の2ベッド(高層階は3ベッド)がスクエアフィート単価が高く設定されているので「売り」となっているユニットと言えそうです。
11と12は、それぞれそれより海側のユニットよりも張り出していて、リビングを海側へ配置することで良いビューを確保しています。さらにベッドルームは山側にあることでこちらも夜景を楽しめる作りになっています。
12ユニットのリビングルームのイメージ
正面のユニット(01)も現時点では、アラモアナセンターは低層ですし、ワン・アラモアナは23階建、アラモアナビルは21階建ということで25階以上になってくると海まで抜けるビューが確保されています。しかしながら、目の前に1500 Kapiolaniという開発プロジェクトが存在しているため、将来的には眺望がブロックされてしまうリスクはあると言わざるを得ません。
29階~32階からのビューのイメージ
そうなってくると、2ベッドの15などは単価も低く設定されている分、最終的にはお得なユニットになってくるかもしれません。もちろん1ベッドも価格としてはとても魅力的です。ご自身の別荘として確保していくのはとても良い選択かと思います。しかし賃貸に出すことを考えると、2ベッドの方がマーケットニーズはあります。
しかし、このアズール・アラモアナには、販売されるユニットのほかに、78の賃貸ユニットが存在することは忘れてはなりません。こちらはアフォーダブルと呼ばれ、地元の方々に向けたユニットです。通常はこのアフォーダブル住戸も販売されるのですが、今回は賃貸専用です。もし賃貸投資用に検討される場合、これが吉と出るか凶とでるかはわかりませんが、不確定な要素でることは確かです。
2018年9月に販売スタートして、これまでに約60-70%は販売が進み、2019年1月に入って建築現場では解体作業が開始されたようです。新築プロジェクトとしては、順調に進んでいると言えます。竣工予定は2021年。ショールームも見学可能ですので、ハワイに行かれる際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。