南青山に本社を構え、家具の販売、コーディネート、調達、造作家具を行うESTILE(イスティーレ)。2004年より国内の幅広い業界のオフィス、個人邸の設計・インテリアデザインを手がけてきました。感度の高さとセンス、交渉力を強みに、日本未上陸の欧州ブランドを数多く他に先駆けて輸入・紹介しており、度々専門誌にも取り上げられています。
代表の友田さんのハワイ好きが高じ、5年前にハワイへ業務展開。ハワイでは主に、日本人オーナーが所有する個人邸のトータルデザインを行なっています。弊社のお客様もESTILEさんに家具、小物などを含むフルパッケージのコーディネートを依頼し、素晴らしい仕上がりにご満足いただけたようです。
今回は北青山のESTILEショールームにて、代表の友田準さんにお話を伺いました。
Contents
ESTILEのインテリアデザイン
<Crossover> 前回はESTILEさんが提供するサービスの内容や価格、期間など概要について教えていただきました。今回はESTILEさんのインテリアデザインや家具について、実際の施工例をご紹介いただきます。 インテリアデザインにおいて、ESTILEさんの得意とするスタイルはありますか。 |
<ESTILE 友田社長> 我々は北欧、イタリアの家具を多数扱っておりまして、北欧の家具にある木の温もりとイタリアンモダンが融合したデザインを目指しています。このスタイルはハワイにもマッチすると思います。 |
<Crossover> お客様のご要望がESTILEさんの得意とするスタイルと違ってもご対応いただけますか。 |
<ESTILE 友田社長> はい。デザインの考え方を少し変えて、お客様目線で一緒に作り上げていくことも可能です。 |
実際の施工例をご紹介
<Crossover> これまでの施工例をいくつかご紹介いただけますか。 |
ANAHA 〜ハワイらしさを全面に出したフルパッケージ〜
<ESTILE 友田社長>
こちらのお部屋は小物、リネン、テーブルウェアも全てESTILEでコーディネートしました。ご要望があればこのようにフルパッケージでセットすることも可能です。ホテルに行った感覚でご滞在いただけるというスタイルです。 |
Park Lane 〜ESTILE取扱い商品を配してモダンに〜
<ESTILE 友田社長>
ここで使ったクローゼットシステムはRimadesioというブランドで、この時の施工がハワイ初上陸となったクローゼットです。大きな物件でクローゼットも広かったので、Zenitという商品を入れました。小物も整理でき、スタイリッシュな収納が可能です。こちらの物件はお住まいになるのではなくご滞在用とのことでしたので、ハンガーでの収納で容量面も問題なく、お客様にも喜んでいただけました。色は落ち着いたブラウンとベージュがベースですが、窓の外のハワイらしい景色とうまく融合したと思います。 |
Park Lane 〜広々ファミリー物件に新作照明を導入〜
<ESTILE 友田社長>
子供部屋には子供用デスクを2つ造作しました。リビングに設置した、収納も兼ねた壁面tvボードは高さ2mと横7mです。大きな家具ですが、白でスッキリとした印象ですね。ダイニングの照明はスペインの新作です。通常はレストランで使うようなものなんですが、敢えてダイニングに設置しました。これもハワイ初上陸で、日本でも当時はまだ取り扱いがありませんでした。施工が難しかったのですが、現地の職人さんと入念な打ち合わせをして、1mmの狂いなく設置することができました。 |
<Crossover> 3件とも違うテイストですが、それぞれが綺麗にまとまっていて、ハワイの空気によく馴染んでいますね。 |
<ESTILE 友田社長> 日本人はやはり木が落ち着きますので、私たちのデザインには必ず木を入れるんですが、そこにスチールや大理石を融合させることで、お客様のオリジナルのスタイルを創り上げるようにしています。 |
海外の技術・品質をカバーするESTILEのノウハウ
<Crossover> ESTILEさんはハワイで数々の施工例がありますが、技術や品質に日本との違いを感じることがありますか。 |
<ESTILE 友田社長>
正直なところ、職人の経験値も多少違うと思います。とはいえ、やはり職人ですから、我々の方で考えていることをしっかりと図面化してコミュニケーションを取ることでその差異は解決できます。日本で培った技術や施工方法はこちらから伝えて、「こうした方がいいんじゃないか」と提案して一緒に作り上げるというのが大事だと考えています。
例えば先ほどご紹介したダイニングテーブルの上の照明なども、逆にアメリカの方がリスクヘッジの厳しいルールがありますから、一緒に施工方法を考えました。その結果、満足できる仕上がりになっています。 経験の差が技術面に現れて、日本のクオリティに及ばないと感じる点はありますが、それが仕上がりに影響しないよう、設計者と施工者が綿密に打ち合わせてコミュニケーションを取りながら良いものを一緒に作り上げていきます。これまでの経験で私たちにはそのノウハウがあります。また、施工会社の選定を慎重に行うことも大事ですね。 |
パンデミックの影響と今後の変化
<Crossover> 新型コロナウィルスが騒がれるようになって1年が過ぎましたが、コロナ流行の影響はありますか。 |
<ESTILE 友田社長> ただ、不動産は資産ですから、これをチャンスと考えてお部屋のリニューアルをして、資産価値を上げる方もらっしゃいます。しばらく行かないからちょうどいいということですね。コロナの期間を上手く使ってお部屋を新しく、綺麗にするというのは良いアイディアだと思います。 |
<Crossover> |
<ESTILE 友田社長> 自分がハワイに行った際は当然仕事もしますので、実はこれまでの我々のデザインには大概、仕事ができるスペースが入っていました。例えば、収納家具と一体化したデスクや化粧台として使える製品などのご提案です。 ただ、これまではスタジオように仕事のための空間を作っていましたが、これからはリビングにもワークスペースが欲しいというリクエストが増えてくるかもしれませんね。 |
家具の購入をご検討中の不動産オーナー様へ
<Crossover> ハワイではこれから新築物件が多数竣工するので、家具がご入用になる方は多いと思います。日本でハワイ不動産の家具を相談できるところは他にないので、ESTILEさんにご相談したいというオーナー様が増えそうですね。 |
<ESTILE 友田社長> ハワイ不動産の家具は、「1年に1回の海外旅行だから良いホテルで過ごそう」ということと同じだと私は考えています。休暇のために訪れるハワイですから、納得できるものに囲まれて、ご自分に合った空間で過ごすのが一番快適なのではないかと思います。 |
<Crossover> 最後に、ESTILEの利用をご検討の皆様にメッセージをお願いします。 |
<ESTILE 友田社長> ESTILEはハワイへ事業を展開して5年目になります。 冒頭でも申し上げましたが、ハワイは「日本人が一番行きたいリゾート」です。ハワイの風を感じながらご家族や大切な仲間と楽しむ快適な暮らしと、上質な空間創りを我々はサポートしていきたいと思っております。 機会があれば是非ご用命ください。 |
ご自身でハワイ不動産の家具を全て揃えるのは中々ハードルが高いものです。折角購入したハワイの不動産だからこそ、プロの手を借りて理想のレジデンスに仕上げてはいかがでしょうか。ご自身の滞在時の満足度はもちろん、売却時にも美しく揃えられたインテリアは大きなプラスとなります。友田社長がお話ししていたように、ハワイ訪問が難しい今の期間はお部屋のアップグレードに最適です。詳細に関するお問い合わせやご相談は以下のボタンから、またはESTILE AOYAMA SHOWROOMまでご連絡ください。
ESTILE AOYAMA SHOWROOM
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